子供とのコミュニケーション

パパのこと

長男と次男

私には2人の子供がいる。2人とも男の子。

家族がマレーシアに出発した時点で、長男は小学校6年生で次男は小学校3年生
まだまだかわいい盛り

コロナの最中は日本にいながらリモートでマレーシアの学校の授業を受けている。
マレーシアは日本と異なり、1週間程度の休みなどが定期的にある。

その間、日本の元々通っていた小学校に行って授業を受けたりもする。
もともとの学区ではないところに引っ越したので車で40分程度かけて通学する。
平日休みがあったときには朝食後に送っていって、帰りも迎えに行くという生活をしばらく続けた。

特に長男は仲のいい友達もいるので学校に行くのが楽しいらしい。

渡馬後のコミュニケーション

以前の記事で、Skypeで一緒に夕食を食べたりしているということを書いたのですが、日曜日は毎週午前中に繋げる。トータル2時間ほど。
まぁまぁ長い。

2時間何をしているのかというと、子供たちに国語の授業をするということ。

彼らは現地マレーシアで一生懸命に勉強をしている。少しずつ、でも確実に英語も上達している。

一方で日本語が日本を出発する時点で止まってしまっている。
将来、どこで何をするのかにもよるけど、たまに聞くのが「日本人としてのアイデンティティがよくわからなくなる」ということ。

日本人として生まれて日本で育ったはずなのに、日本語が上手に話せなかったり日本人の話す微妙なニュアンスが伝わりづらかったりするらしい。

人によるのかもしれないけど、少なくとも日本語の勉強は必要性を感じている。

そこで登場するのが私。
奥さんはマレーシアで子供たちの勉強を見ている。英語の授業を受けているとはいえ、まだまだ理解するのには不十分な部分もあるので奥さんがサポートをしている。

パパはお仕事をしている。とは言っても子育てをしていないのと同じになる。
奥さんから「子供たちの国語の勉強を見てあげて欲しい」と言われる。

「言われたからやる」という形にはなってしまっているが、コミュニケーションをとるのにもちょうどいいということで、毎週日本時間の10時からスタートすることになる。

パパとのオンライン国語レッスンスタート!までの時間

新しい職場は基本的に土日祝休み。
休みの日は目覚ましをかけずに自然起床をするルーティーンになった。
でも、年齢のせいか若い頃のように長時間は眠れない。

だいたい、8時過ぎごろに目が覚める。
まずはTVをつけてしばらく布団でゴロゴロ

日曜日の朝はフジテレビの日曜報道から始まる。
1週間、毎日夜のニュースを観るが、政治家が直接出演して話をしたり、詳しく深堀ったりするのでよく観る。

朝食はいつも同じでトーストとヨーグルトと牛乳とゆで卵。

食べ終えた食器を片付けて、歯磨きをして休みの日は髭を剃らず着替えを済ませる。
簡単に部屋を掃除機で掃除する。
そうこうしているうちに日曜報道からTBSのサンデーモーニングがスタート。ちょうどスポーツコーナーあたりから観始める。

テレビを観ながら、「今日はどの教材を使おうか」とネットを物色。
よく使っていたサイトが、『ちびむすドリル小学生』というサイト。

国語だけではなく、算数などもある。プリントが無料で使えて超便利。

その他、日本の小学校で受け取る国語の教科書を奥さんに写真で撮って送ってもらう。
子供たちとのレッスンが始まる前に「先週の分もう終わっているから新しいテキスト送って」というと結構な数の写真が送られてくる。

サンデーモーニングが終わって、本当は観たいサンジャポの予告が流れたらそろそろスタート

いよいよ国語レッスンスタート!

最初は次男からスタート

繋げてすぐに教科書出すのではなく、数分日常会話をしてからスタートするようにしていた。
「朝ごはん食べた?」「よく眠れた?」「今日の天気はこうだよ」など他愛もない話。

次男も勉強するよりもパパと話をするのが楽しいのか色々と話をしてくれる。

時間も限られているので、授業スタート。
まずは国語の教科書を読み合わせする。

漢字の練習は2年生でほぼ止まっている。
読めない漢字が多いのと、意味がわからないので区切るところがおかしかったりする。

読めない漢字はこちらがサポートしたり、意味の解らなそうな文章や単語については途中途中で止めながら説明を挟んだりする。

ひとつの物語などを読み終えて感想を聞く。
ただ読んでいるだけだったりして内容が頭に入っていないことがよくある。

感想文を書くわけじゃないが、自分の考えをまとめて相手に伝えるというアウトプットも必要。
こちらも教員ではないのでプロのようにはポイントを抑えることができないけど、社会人として何を伝えたいのか?どうやったら伝わりやすいのか?などはわかる。

読むのにも飽きてくるので、プリントの文章問題を解いてみたりする。
時々こちらも「?」と思う部分があるが、答えもちゃんと載っているので間違いなく伝えることもできる。

1時間になる少し前に切りのいいタイミングでまた雑談をして終える。
次の「長男に何時になったら繋げるように伝えて!」とお願いをして一旦切る。

こちらもトイレを済ませたり、コーヒーを入れ直したりする休憩時間をもらいたい。

そして、長男スタート。

どうして長男が後かというと、長男は朝が弱い。
次男は割とスッキリして朝から行動ができるが、長男は家で爆発事故が起きたのか?というくらいの寝ぐせの状態でスタート。

6年生の教科書は3年生の教科書よりも字が小さく、量も多い。
さすが長男、スラスラ読む。

ただ、スラスラ早すぎて抑揚も無い。ただ字を追って読んでいるだけ。
ひとつの物語を読み終えるのもやはり早い。

ダメではないが、読み終えてからの感想を聞いたり、「この部分どういう意味か分かる?」などの会話で理解度のチェックをする。

長男はある程度漢字が読めるので、国語の教科書はそこそこにして社会の教科書をよく一緒に確認する。日本の地理や公民の授業。

ちゃんと日本の学校で勉強したことは残っていたのは感心。
それでも、以前みんなで旅行したよね。といううことや、なんでその果物がよくとれるのか?などお互いネットで調べながら話し合ったりする。

国会の事や、今の日本で起きているニュース、世界で起こっているニュースや出来事を話したりする。
これはある程度話ができる。

その他、日本史もやる。
自分としては暗記ものなので歴史の授業は得意ではない。
誰それと誰が戦って勝ったり、どこだかの戦でどっちが勝ったり。
似たような名前の武将や偉い人がいつの時代の人だったかは有名どころの人しかわからない。

困ったときにはNHK for Schoolを一緒に観る。
15分間の動画なので中途半端に時間が余りそうなときや、自分で説明するよりも面白く観ながら学べるのでとても活用した。
日本史の部分は全部観たかな

2人の授業を終えてお昼の12時ごろ。
そこからは自分の時間となるので、一週間分の買い物に出かける。

さて、今週はどんな野菜が安くなっているのかな・・・。

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