医療費の請求と控除
我が家では確定申告を毎年している。
もちろん、勤務先で年末調整はしているが確定申告が必要。
毎年家族総出で医療費が10万円を超えるのです。
主に使っているのは私で、アトピー体質のため3ヶ月に一度は病院に行って検査を行ったり薬をもらったりする。その他にも、年に1回市民病院に行ってがんの検査と結果を聞きに行くのに通院をする。
更に、腰痛持ちで定期的に整骨院に行ったりする。
家族はというと、子供たちは自治体の補助があるので医療費は基本的にはかからない。
奥さんは時々小さいクリニックに行く程度で大きな医療費とはなっていない。
基本は毎年10万円を超えることが見込まれているので、年明けからずっと領収証を保管している。
去年までは奥さんに全部やってもらっていたが、今年からは自分でやる必要がある。
しかも、自宅を賃貸として人に貸しているので家賃収入が発生しているのです。
前の年に奥さんがやっていた家賃収入に対する入力を参考にしようとしてもよくわからない。
なんで、役所関係の書類ってわかりづらい。
減価償却についても「定額法」と「定率法」がある。もうこの時点でわけわからん。
「定額法」であればなんとなく、毎年同じ金額を控除できそうだなということが分かる。
とにかく調べていく。
何となくそれらしい計算式になって入力をしていく。
医療費については、月毎にまとめてホチキスで留めて、誰の医療費でいくらなのかをエクセルで入力。このエクセルというのも国税庁?か何かの確定申告のページにある医療費控除のリスト作成のためのエクセル。
これがまた使いづらい。誰が作った?ってくらい。この年は良かったけど24年分のリストは入力してもパスワードがかかっていてアップロードできないって意味わからん。
とにかく金額を入れていく。
そして、マレーシアで家族が使った医療費
これがまた面倒。
家族も日本の健康保険に加入をしているので、海外で使った医療費も3割負担となる。
子供たちはそもそも自治体の補助で負担0というのは海外の医療費も含まれる。
勤務先の健康保険組合に連絡をして、医療費還付の書類を取り寄せる。
さすがにこれは現地の英語のレセプトとかを付けたり、傷病名などの記入も必要なので奥さんにお願いする。
そして、健康保険だけではなく、民間の海外旅行保険にも加入をしているので請求をする。
海外旅行保険といってもクレジットカードに付帯されている補償。
みんなが海外に行くタイミングで結構調べて年会費を数万円払ってでもお得だと判断したクレジットカード。
カードに付帯されているものではない、海外旅行保険は留学など長期間になる場合はそれなりの保険料になる。しかも毎年更新して更新時に改めて保険料が当然かかる。
クレジットカードの付帯される保険は〇〇ヶ月間という制限や『利用付帯』なのか『自動付帯』七日によってもことなるが、当時はこれが最良であるという判断の元選んだクレジットカード。
当時の収入なら作れたけど今なら多分作れないカード。
海外なので、日本と違って気軽に病院に行くのは難しい。
しかも、まずは自費で立替えたりする必要もあるので一時的にはなかなかの出費。
なので、できるだけタイミングを見計らっていく必要もある。
とはいえ、必要なタイミングで病院は行っていたようだが。
書類が揃ったら全てやる
奥さんには家族分の医療費について英語での請求書類などを準備してもらう。
自分は日本国内の医療費、健康保険組合への請求、自治体への補助金の申請などを行う。
デジタルのこの令和の時代にメッチャ紙を使っている。
もちろん、確定申告自体はeTAXとしてオンライン上で行うが、そのエビデンスということで結局紙の領収書などは必要になっている。しかも5年間保管するようにってマジ?
確定申告をするのがわかっていたので、会社の年末調整は簡単に済ませる。
なんなら生命保険控除のハガキなどは面倒なので出さずに、奥さんの年間所得もなんとなく適当に出して後で調整する。

だから12月の給料では年末調整としての還付は大したことがない。
こちらで全部やるのでこの年の確定申告は前年の給料が良かった分、健康保険料などが給料の割に高かったので還付金が多かった。10数万円戻ってくるとのこと。
このひと手間がちゃんと旅費分を稼いでくれる。
稼いでくれると言っても本来払わなくていいものを取り戻しただけなので特はしていないですが。
前の年は賃貸に出して初めての確定申告で、必要な書類は税務署に持っていく必要があった。
奥さんが諸々やってくれて、自分は車で税務署に行って並んで提出するだけ。
でも、ネットを使ったオンラインでの申告だから何も提出しなくていい。
これは楽だ。
これでひと安心
オンライン上で必要な項目を入れて送信してもちゃんとできているのか不安
とはいえ、大手企業の役員でもなければ不動産王でもない。
ちっちゃい一個人の確定申告。数円や数十円単位で間違っていたとしても全部を隅々までチェックするとは考えにくい。
しかし、油断はできない
役所から還付金のお知らせなるハガキが届いて銀行の口座を確認するまでは。
それは、忘れたころにやってくる。
でも割と早い段階で入金されるようになっているみたいだ。
やっぱりたいしてチェックしていないんだろうな。
多少間違えているんだろうけど、税務署の人も「まぁ、こんなちっちゃいミスいいでしょ」くらいに思っているんだろうな。
やらなければ戻ってこないお金。
毎日嫌な思いもしながら、満員電車に揺られて得たお金。
できるだけ自炊をして支出を減らすということもしていて積もり積もって、しっかりと節約にはなっているんだろうけど、こんなに一気にお金が戻るというのは確定申告や年末調整以外ではない。
しっかりと還付を確認してゴールデンウィークを迎えるのでした。
ひとりだけどね。
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